よく聞かれるんです。ホントに!
「先生、どうやって子どもに勉強させるんですか?」と…

正直に申し上げます。
勉強なんて、やりたくないのが普通です!
だって今の子どもたち、
ポケットからスマホひとつ取り出せば…
ゲーム!動画!SNS!無限のおもちゃ箱!
昔の王様が見たら驚きますよ。
「わしの時代より豪華じゃん!」って。
だから親が「なんで勉強しないの?」って聞くと、
いやいや、こっちが聞きたいですよ!
**「こんな楽園で勉強する方がどうかしてます!」**って。
じゃあどうする?
選択肢は大きく二つ。
1. 家庭を江戸時代に戻す。
Wi-Fi切る、テレビ撤去、スマホ没収。 「本日はろうそくの明かりで勉強していただきます」状態。
→ 子ども「お父さん、もしかして文明に逆行してます?」
2. あえて苦行スポットへ送り込む。
すなわち塾。
→ 家がディズニーランドなら、塾は富士登山です。
「楽しい?」「いや、苦しいです!」 でも登り切ったら力がつく。
家でやらせたいなら?
ここで大事なのが親御さんの態度。
子どもが机で勉強してる横で、親がソファでゴロ〜ン。
「いやぁ、仕事で疲れててね…」
すると子どもはこう言います。
「いやぁ、学校で疲れててね…」
完全にブーメラン。返ってきましたね。
さらにこんな会話もよくあります。
親「勉強しなさい!」
子「じゃあお母さんも筋トレしなさい!」
……なるほど、確かに筋が通っている。
“言うだけ番長”はバレるんです。
だからこそ、最初のうちは一緒に机に座ってあげること。
親が本を読むでもいい。書類を片付けるでもいい。
とにかく「頑張る姿勢」を子どもとシェアする。
子ども「え、なんで一緒にやるの?」
親「そっちが頑張るなら、こっちも頑張るよ」
子ども「え、ちょっとかっこいいじゃん」
こういう雰囲気作りが、一番効きます。
今日のまとめ
✅ 家=娯楽ランド。勉強は外へ。
✅ 苦行スポット=塾。そこに意味がある。
✅ 家でやるなら、親も一緒に机に座る。
✅ 「勝手にやる子」は都市伝説。
受験勉強の始め方は、
Wi-Fiを切ることでも、根性論を語ることでもありません。
「まずは親子で一緒に机に座る」。
これが一番シンプルで、一番効く方法です。
結局、
親の本気が子供の本気を引き出す!
ですね。