最近、生徒たちの読解力が着実に上がってきました。
構文暗記や難文パターン練習、そしてパラグラフリーディング。
この流れを踏めば、正直なところ「伸びるのは当然」です。
ただし――ここで大切なのは、結果そのものではありません。

私が伝えたいのは、**その裏にある“基礎の必然性”**です。
英語学習において、レベルを上げるためには「そのレベルに応じた基礎力」を積み直す必要があります。
ただし、ここで難しいのは、レベルが上がるほど“基礎”が見えにくくなるということ。
例えば、英語を始めたばかりの子にとっての基礎は「be動詞」や「一般動詞」。
けれど、英検準1級や大学受験レベルを狙う子にとっての基礎は、一体どこにあるのでしょうか?
単語量? 文法知識? それとも読解戦略?
ここに絶対の答えはありません。

だからこそ、私たち指導者も、保護者も、生徒自身も――
常に「今この段階での基礎は何か?」を問い続ける必要があるのです。
自考塾では、塾生が伸びるのは当たり前。
けれど、その“当たり前”を続けていけるように、こうした基礎を見極め、積み直す姿勢を謙虚に突き詰めたいと思っています。
さて――あなたのお子さんにとって、今まさに必要な“基礎”とは何でしょうか?
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