夏の思い出に…英語特訓!
昨日、高校3年生の男子6人と一緒に「イングリッシュキャンプ」と題して、徹夜で英語漬けの特訓を行いました。

普段は英検の文章を中心に取り組んでいるのですが、この日はあえて「共通テストの問題」だけを12時間ひたすら読み、解き、語り合う時間にしました。
もちろん、一晩やったからといって急に英語力が伸びるわけではありません。
でも、大事なのはそこではないんです。
「逃げない経験」が子どもを強くする
長時間英語を読み続けると、途中で必ず辛くなる瞬間が訪れます。
眠い、頭が回らない、母国語に逃げたくなる…。
それでも「英語に向き合わなきゃいけない」。
その瞬間を越えることで、初めて本当の“読解体力”がついていくのだと思います。
私は生徒たちに、そうした経験をぜひ積んでほしくて、今回の徹夜キャンプをあえて強行しました。
勉強は「体力勝負」
今回改めて痛感したのは、勉強は頭の良さだけでなく 体力勝負 だということです。
それも、筋力ではなく、
長時間集中し続ける脳の体力 疲れても粘り強く机に向かう肉体的体力
この両方が備わっていないと、本当の意味で受験を乗り越えることはできません。
体力をつける日々の習慣
では、その体力はどうすればつくのか?
結局のところ、毎日の生活習慣に尽きると思います。
お菓子や炭水化物ばかりに偏らない 栄養のある“地に足のついた食べ物”をしっかり食べる 限界まで考え抜く習慣を、普段から少しずつ積む
こういう生活の積み重ねが、いざというときに踏ん張れる力になります。
逆に言えば、普段の習慣が乱れていると、受験勉強で頑張ろうと思っても体が持たないのです。
師匠との出会いも大切に
もちろん、どれだけ体力があっても、良い指導者に巡り合わなければ成果は出ません。
子どもたちの努力を正しい方向へ導いてくれる“師匠”の存在は、勉強において何より大事です。
受験勉強は、単なる知識の暗記ではありません。
心と体を整え、逃げずにやり抜く力を身につける場です。
今回のイングリッシュキャンプを通して、そのことを生徒たちだけでなく、私自身も再確認しました。
保護者の皆さまにとっても、ぜひ「生活習慣」や「体力作り」が学力の基盤になる、という点を意識していただければ嬉しいです。
お子さんの勉強を支える食事や生活リズム。
それが最後の伸びを決める力になる。
そんな視点を持って、これからも一緒に伴走していきましょう!