2026.05.08

別れ話も物理も、ハッキリ言わないのが人間です

今日の塾で、なかなか面白い話になりました。授業中、とある塾生にこんな質問をしました。

「もし彼女の体臭がどうしても無理で、別れたくなったらどうする?」

すると教室がザワつく。

「えぇ〜!先生それ聞く!?笑」

まあ、中高生はこういう話が好きです。で、その塾生に聞きました。

「じゃあ正直に、“体臭が無理だから別れて”って言うか?」

すると即答。

「言いません。」

そうやろ?

普通言わんのですよ。人間って、核心をボカすんです。

「なんか最近違う気がする」

「自分の時間を大事にしたい」

「嫌いじゃないんだけど…」

いやいやいや、原因そこやないやろ。笑でも、それが人間なんです。そこで次に聞きました。

「じゃあ物理の問題って、“この公式を使って解いてね♡”みたいに書いてあるか?」

するとまた即答。

「書いてません!」

そうなんです。問題って、めちゃくちゃ不親切なんですよ。

「この斜面とこの速度から、運動エネルギー保存使ってね♪」

なんて書いてくれません。むしろ、

「なんかゴロゴロ転がってます」

みたいな顔して出てきます。こっちは、

「いやお前、結局どの公式やねん!」

ってなる。でも、そこを読み取るのが学力なんです。つまり勉強って、“言われてない本音を読み取る力”なんですよね。恋愛も同じ。仕事も同じ。人間関係も同じ。世の中は、全部をハッキリ説明してくれません。むしろ曖昧です。遠回しです。察し文化です。

だから、

「何を言ってるか」だけじゃなく、

「何を言いたいのか」を考える。

これが本当の頭の良さだと思います。公式を暗記するだけならAIでもできます。でも、

「この空気、この流れ、この条件…

あ、これあのパターンか。」と気付ける力。これは“人間力”です。ちなみに塾生たちは、恋愛話の時だけ異常に集中してました。物理の時の3倍くらい目が輝いてました。お前ら、その集中力を英単語にも使え。笑

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