今日の塾で、なかなか面白い話になりました。授業中、とある塾生にこんな質問をしました。
「もし彼女の体臭がどうしても無理で、別れたくなったらどうする?」
すると教室がザワつく。
「えぇ〜!先生それ聞く!?笑」
まあ、中高生はこういう話が好きです。で、その塾生に聞きました。
「じゃあ正直に、“体臭が無理だから別れて”って言うか?」
すると即答。
「言いません。」
そうやろ?
普通言わんのですよ。人間って、核心をボカすんです。
「なんか最近違う気がする」
「自分の時間を大事にしたい」
「嫌いじゃないんだけど…」
いやいやいや、原因そこやないやろ。笑でも、それが人間なんです。そこで次に聞きました。
「じゃあ物理の問題って、“この公式を使って解いてね♡”みたいに書いてあるか?」
するとまた即答。
「書いてません!」
そうなんです。問題って、めちゃくちゃ不親切なんですよ。
「この斜面とこの速度から、運動エネルギー保存使ってね♪」
なんて書いてくれません。むしろ、
「なんかゴロゴロ転がってます」
みたいな顔して出てきます。こっちは、
「いやお前、結局どの公式やねん!」
ってなる。でも、そこを読み取るのが学力なんです。つまり勉強って、“言われてない本音を読み取る力”なんですよね。恋愛も同じ。仕事も同じ。人間関係も同じ。世の中は、全部をハッキリ説明してくれません。むしろ曖昧です。遠回しです。察し文化です。
だから、
「何を言ってるか」だけじゃなく、
「何を言いたいのか」を考える。
これが本当の頭の良さだと思います。公式を暗記するだけならAIでもできます。でも、
「この空気、この流れ、この条件…
あ、これあのパターンか。」と気付ける力。これは“人間力”です。ちなみに塾生たちは、恋愛話の時だけ異常に集中してました。物理の時の3倍くらい目が輝いてました。お前ら、その集中力を英単語にも使え。笑