昨日、塾でこんな話をしました。
「自分は馬鹿だ」
…って思っている人に、私たちは何を教えるのか?

答え。何も教えられません(笑)いや、正確に言うと…教えても入っていきません。
なぜか?
本人がすでに頭の中でこう決めているからです。
「どうせ自分は出来ない」
「自分は頭が悪い」
「頑張っても無駄」
……いやいやいや。それ、誰が決めたんですか(笑)
テストですか?
先生ですか?
親ですか?
友達ですか?
違います。いつの間にか自分で自分にかけた“強力な自己催眠”なんですよ。勉強が出来ないんじゃない。先に脳みそが
「私は出来ませんモード」
に設定されているんです。これ、スマホで言えば電源入ってないのに
「アプリが動きません!」
って言ってるようなものです。そりゃ動きません(笑)だから私はまず勉強を教えません。
え?塾なのに?
そうです。まずやるのは…催眠解除。
「いやいや、君普通に出来るよ?」
「その考え、いつから持ってる?」
「一回その設定変えてみようか?」
ここからスタートです。中にはかなり強烈な催眠をかけている子もいます。もはや鉄壁。ラスボス級。こちらが
「出来るよ!」
と言っても
「いや無理です」
「絶対無理です」
「前も無理でした」
…頑固(笑)でも焦りません。少しずつ。ゆっくり。時間をかけて解いていきます。するとある日突然変わります。
「あれ…出来た。」
この瞬間です。
成績アップのコツ?
問題集じゃないです。勉強時間でもないです。まず最初に必要なのは自分にかけた“出来ない催眠”を解くこと。世の中には勉強を教える先生はたくさんいます。
でも私は思います。その前に“出来る自分”を思い出させること。こっちの方が大事なんじゃないか、と。子どもは能力で伸びないんじゃない。思い込みで止まっているだけ。自考塾は今日も勉強を教える前に“催眠解除”から始めています(笑)